大手金融機関や決済代行会社のカード不正利用を防止する不正検知モデルを構築
大手金融機関や決済代行会社のカード不正利用を防止する不正検知モデルを構築し、大口の不正利用を約8割程度抑止することに成功しました。
取組の概要
各取引先の業種業態・使用場面により、不正検知に活用できる情報種類には差があります。そのため案件に応じて個別の不正検知AIの構築が必要です。過去と同事象の不正を検知する不正検知モデルと、過去発生していない未知の不正と思われる取引(通常のトランザクションとは異なるトランザクション)を検知する異常検知モデルに加え、ロジックによるルールを組み込んだ不正検知エンジンを開発しました。本システムの導入により大手金融機関の事例では、損失額の1/3(約2,500万円/月)を削減し、大口の不正利用を8割程度抑止できることを確認しました。
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課題 | : | 不正検知の高度化、 業務量削減、 |
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業界 | : | 金融・決済、 |
解析テーマ | : | テーブルデータ解析、 分析全般支援、 |